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    一体型システム・noteや薄型コンポでオーディオ愛好家によく知られているAuraがポータブルオーディオに参入。

    7月5日より新ブランドとなるAura Portableをスタート。その第1弾として、カナル型イヤホン「Marble」(オープン価格、実売価格1万2000円前後)と革製イヤホンケース「Tornado」(オープン価格、実売価格5000円前後)を発売します。

    Marbleは、ボディに黒を基調とした塗装を施した、落ち着いたデザインを採用。これは、Auraが創業された英国ワージングにある桟橋の夜景をイメージしたものとのこと。デザイン性でも高く評価されていたAuraらしい高品位ながらシックな印象です。

    ボディ素材には、音響特性に優れるというセラミックを採用しているのも特徴。焼き物なので、個体差が生じやすいものの、わずかな個体差でも選別され品質が保たれているとしています。

    ドライバーは8mm径のダイナミック型を搭載。このドライバーをボディに装着する作業が手で行なわれるというのも凝っています。周波数特性は20Hz~20kHz、感度は96dB/mW、インピーダンスは32Ω。ケーブル長は1.2mでプラグは3.5mmステレオミニ。

    革製イヤホンケース「Tornado」は国内でも最高クラスの品質という皮革メーカー、栃木レザーの牛革を採用したという高品位なイヤホンケース。デザインも見事で良いものだと単純に納得できますが、気になるのはケースの「機能」と「謳い文句」。

    皮裏に高い除電率でコロナ放電を行なう「エレクトロメッシュ」と呼ばれる除電シートを装着。中心にある金属アース部にイヤホンが触れると帯電を除去。「収納するだけで画期的な音質改善効果を発揮する新しいスタイルのイヤフォン収納ケース」と謳われています。

    帯電を除去するのはわかりますが、それによる効果をここまで大きくぶち上げて大丈夫でしょうか?何だかせっかくのブランドイメージにも良くないような気がします…。

    しっかりとした方向性を持って新ブランドを続けていって欲しいです。



    ヤマハは、最新バーチャルサラウンド技術の「DTS Virtual:X」にサウンドバーとして世界で初めて対応した「YAS-107」と「YAS-207」を7月下旬に発売します。

    予想実売価格はサウンドバーのみの「YAS-107」が28,000円前後(税込)、ワイヤレスサブウーファーも同梱する「YAS-207」が43,000円前後(税込)。

    HDMIは入力と出力を各1系統装備。4K/60p映像の伝送対応で、HDCP 2.2にも対応。HDR伝送もできます。HDMIに加え、入力端子として、光デジタル、ステレオミニのアナログ音声を各1系統装備。

    「DTS Virtual:X」に対応しているのが最大の特徴。天井にスピーカー設置をせずに、高さ方向を含めたサラウンドを仮想的に再現可能なサラウンド技術です。前方、左右、後方に加え、高さ方向の音場もバーチャルで再現できる新時代のサラウンド。

    サラウンドフォーマットは5.1chまでのリニアPCM、ドルビーデジタル、ドルビープロロジックII、DTS、5.1chまでのMPEG 2 AACに対応。ドルビーTrueHDはじめHDオーディオデコードには対応していません。

    マルチチャンネルソースだけでなく、ステレオ音声入力時でもアップミックス機能により、バーチャル3Dサラウンドが楽しめます。さらに、低音を増強する「バスエクステンション」機能、人の声などを聴き取りやすくする「クリアボイス」も使用可能。5つのサラウンドプログラム(テレビ番組・映画・音楽・スポーツ・ゲーム)も装備。

    Bluetooth受信にも対応。プロファイルはA2DP/SPP、コーデックはSBC/AACに対応。圧縮された音楽を再生する際に、失われた高域などを補いながら再生する「ミュージックエンハンサー」も搭載。専用アプリ「HOME THEATER CONTROLLER」でのリモコン操作も可能。

    YAS-107のユニット構成は、両端に5.5cm径のフルレンジユニットを各1基、さらに2.5cmツイーターも各1基内蔵。その内側に7.5cm径のサブウーファーを左右1基搭載。内蔵アンプの最大出力は合計120W。別途サブウーファーを使えるようにサブウーファー出力も装備。

    YAS-207のユニット構成は、左右に2.5cm径のツイーターを各1基搭載。そのツイーターを挟むように、4.6cm径ウーファー×2基を搭載。合計で2ツイーター、4ウーファー構成として低音を強化。アンプ出力は50W×2ch。さらに、16cm径のユニットを装備し100W出力のワイヤレスサブウーファーも付属。

    何と言っても「DTS Virtual:X」でしょう。大掛かりなリアルサラウンドシステムでなくとも後方、高さまでも表現できるなら大いに期待。何しろライトユーザーはサラウンドに興味があってもリアルサラウンドのスピーカー配置は嫌がるわがままさを持っています。前方だけでのバーチャルサラウンドは限界があると言われながらも、ライトユーザーを満足させるにはこれを充実させるしかないのも現実。

    今回の製品がHDオーディオに対応しないのもライトユーザー志向だからでしょうか。そういう意味ではより手軽なYAS-107こそ今回の製品コンセプトに合っているでしょう。後からでもサブウーファーは追加できる拡張性もグッドです。

    サウンドバー業界がさらなる前進を遂げた記念的モデルとなるでしょうか?

    オーディオテクニカは、「原音再生」「高解像度」「高レスポンス」をコンセプトとした“Sound Reality series”の新モデルとして、シリーズ初のBluetoothイヤホン「ATH-CKR75BT」など3機種を6月23日に発売。

    ここではシリーズ最上位のATH-CKR75BTをご紹介。オープン価格で予想実売価格は15000円程度。

    新開発のφ11.8mmダイナミックドライバーを搭載。ハウジングはアルミ製。

    BluetoothはVer.4.1で、aptX/AACに対応。対応プロファイルはA2DP/AVRCP/HFP/HSP。耳元で音楽や動画、通話の操作ができるインラインコントローラーも備えています。

    イヤホン部の再生周波数帯域は5~40,000Hz、出力音圧レベルは108dB/mW、インピーダンスは19Ω。質量は17.8g。

    約3時間の充電で約7時間の連続音楽再生および約200時間の連続待受が可能。バッテリーはイヤホン部から分離され、襟元部分にクリップで留められる“Clip-Onスタイル”。

    有線イヤホンの“Sound Reality series”をBluetooth化したということですが正直、取り立てて特徴の無いBluetoothイヤホンな印象。それでも内蔵アンプで各音域の解像度を高め、奥行きある音場を再生するというのを売りにしています。

    本機は上位機なだけに、音質を訴求するシリーズでもあるだけに有線接続もできればもっと面白かったかもしれません。実際ハイレゾ対応の広帯域なだけに勿体ないです。aptX HDにでも対応していればまた違ったでしょうが。

    むしろ同時発表されたBluetoothヘッドホン・ATH-DWL770のほうがaptX low latencyもサポートする点で特徴があります。ヘッドホンよりも本機のようなイヤホンのほうがaptX low latencyの意味が大きいような気がしますが…。



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