ドイツ・ベルリンで9月4日(現地時間)に開幕する国際コンシューマ・エレクトロニクス展「IFA 2015」においてソニーは大量のオーディオ・ビジュアル新製品を発表しました。なかでは、やはり、新ウォークマンのNW-NZ100や、NW-A20シリーズが注目を浴びているようです。また、新イヤホンなども発表しました。

    個人のサイトなどでもやはり、これらが取り上げられることが多いので、競合を避けて?本サイトでは、新ミニコンポのCAS-1をご紹介。

    CAS-1は、アンプと2ch、2Wayのスピーカーがセットで、PCやヘッドフォンとつないで卓上で使う、いわゆるデスクトップオーディオシステムを志向して作られたよいうミニコンポですので、ミニコンポとしても小型なシステムとなっています。

    S-Master開発者を含む「ESシリーズ」の血をコンパクトにも、というコンセプトがあるようで、小型で高価ではなくとも品位は狙った機種と言えるようです。

    入力は、前面にUSB-A、後面にUSB-Bが一つで、USB-BとPCを接続して、USB DAC搭載オーディオシステムとして動作。Bluetoohでの接続は、LDACを含め搭載していますが、ネットワークオーディオ機能はなし。

    これで、ヘッドホンとスピーカーを鳴らせます。

    アンプについては、完全新規設計。初代S-Masterの開発に携わったスタッフが担当し、開発したという最新のS-Masterとのことで、PWMデジタルアンプ。

    ヘッドフォン用のアンプ部は、同社のヘッドフォンアンプ「PHA-2」を流用したものですが、これは価格を考えると立派なのではないでしょうか?

    スピーカーは2ウェイ。62mmのウーファーには、低歪・高剛性にこだわった素材と機構が採用され、14mmのツイーターも、ハイレゾ音源に求められる音場感・空気感を重視したものが使われているとのことで、いわゆるハイレゾ対応。

    ニアフィールドに絞った小型システムの場合、その条件化では相当な品位があるというシステムも最近は多いようなので、本機もうまくできているならば、かなりの音質が期待できるかもしれません。

    本機もLow Volume Modeという小音量時の音質を改善する機能も持っているので、そのあたりの効果も気になります。聴感上、小さな音では聞き取りづらくなる周波数帯の音圧を補完するなどで実現。高精度なラウドネスのようなものでしょうか。

    これで価格は欧州では900ユーロが予定。日本での発売、価格も気になります。

    ナイコムは、同社が取り扱う米GRADOのオープンエアー型ヘッドホン“Grado Heritageシリーズ”「GH1」を9月1日に発売すると発表しました。価格は84,500円(税抜)。

    GRADO社が存在するニューヨーク・ブルックリン地区のサンセットパークで育ったメープル材を、本体のエアチャンバー部に採用したというのが特徴で、売り物のヘッドホン。木材の産出量が限定されるため、限定販売。専門ショップのフジヤエービックとe☆イヤホン限定22台という少なさです。

    口径40mmのダイナミック型ユニットを搭載。ボイスコイルにはUHPLC(Ultra high purity long crystal)無酸素銅線を採用。総質量は約280g。 周波数特性は13Hz~29kHzで、チャンネルバランスは0.05dB、インピーダンスは32Ω。感度は99.8dB。

    ヘッドホンにメープル材を使用するのは、同社にとって初めての試みとのこと。

    GRADOのヘッドホンは、つい最近、国内価格が値上げされたばかり。本機も新発売ですが、はじめから値上げが反映されたような価格。どうやら本国では650ドルくらいのようです。

    面白い試みです。会社がある地域の近くのメープル材を使うというのは。

    もちろん、単なる思い付きや記念品、という意味ではなく、音質的メリットが見出せたからに他ならないでしょう。

    製造数が木材の産出量に依存するので数量限定となってしまうので、ヒットモデルにはなりえないのが残念です。一般的にはこのような価格のヘッドホンがたくさん売れるとは以前は思っていませんでしたが、最近のヘッドホンブームを見るに、10万円前後でもかなり売れることもあるからです。

    ただ、グラドのファンならずとも、これが限定というのは残念で、たとえば、マホガニーで、通常モデルを作って見る、ということはできそうです。商売のことを考えているののなら、そういう展開もあるかとは思いますが。さてどうでしょう。もしそうだとしても、当然、音も変わりますし、チューーニングも変えないといけないのでしょうけど。

    とはいえ、ベースモデルになっているのはグラドファンならRS2であるとわかるので、どれだけ新規開発的な部分があるのかも難しいところです。

    というより、RS2の限定商法、と悪く見る向きもあり、こんなことをしているよりも、装着感やフィット感の改善、リケーブ仕様品を出すなどの根本的なモデルチェンジ機を期待している人もいます。それだけ、期待されているブランドだということでしょう。

    根本的に変えると、音の面でも難しいのかもしれませんが、ぜひ、既存品をちょっといじっただけの限定商法?などに走らず、新製品の開発もお願いしたいですね。

    OPPO Digital Japanが販売中のBDプレーヤー「BDP-105D JAPAN LIMITED」が計画を大幅に上回る発注により、納期が通常より遅れる状況になっていると発表しています。

    本機は、「BDP-105DJP」の基本設計を踏襲しつつ、各種強化パーツの追加や水晶発振器の交換によってさらなる高画質化・高音質化を図ったモデルで日本限定のモデル。DSD 11.2MHzファイルの再生にも対応するなど、ネットワークオーディオプレーヤーとしての機能も充実しています。

    価格が25万円と、BDプレーヤーとしては高価ですが、マルチCH対応のオーディオプレーヤー、ネットワークプレーヤーとしてはそれほどでもない、むしろ、ピュアオーディオの機器としては、機能を考えるとリーズナブルなくらい、ということもあり、オーディオ寄りのBDプレーヤー愛好家には売れるとは思っていましたが、予想以上に売れたようです。

    残念なのは、同様の機能を持った、国内メーカー品の競合モデルが少ないことも本機の品薄に繋がっているらしいこと。

    まあ、国内メーカーはAVアンプに多機能性を持たせているので、そちらで対応することも可能だとは思います。BDプレーヤーも一体になっている、ということにこだわると、なかなか難しいところですが。

    それでもパイオニアあたりにはもっと頑張って欲しいところですが、それどころではないでしょうか?

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