1MORE_E1004
    e☆イヤホンは、中国・1MOREブランドから、初のアクティブノイズキャンセリング機能を搭載したハイブリッド型デュアルドライバー採用のLightning接続イヤホン「E1004」を、9月22日より発売します。予約は9月15日に開始で、価格は18,890円(税込)。

    1MOREが独自開発したアクティブノイズキャンセリングを搭載。プロフェッショナルグレードのノイズカット回路は、ローパワーで稼働し外部のノイズの周波数帯域を分析して、逆位相の音波信号を発生させノイズを打ち消すと説明しています。省電力が売りということでしょうか。

    10mmダイナミックとバランスド・アーマチュアのハイブリッド型デュアルドライバーを採用。筐体には耐久性の高いエアーチタン技術を投入し、45度に角度をつけることで快適な装着感を備えたというエルゴノミックデザインを採用します。

    最終チューニングはグラミー賞に携わったサウンドエンジニアのLuca Bignardi(ルカ・ビグナルディ)が行っているというのも売り。

    接続はLightning端子により行い、通話応答や音楽の再生・停止、トラックの変更、ボリュームのコントロールが可能なコントローラー・マイクを内蔵。

    再生周波数帯域は20Hz~20kHzで、入力インピータンスは32 Ω。定格出力は5mW。ケーブル長は約1.25 m、質量は約26.5g。

    見た目がシャオミブランドで売っているハイブリッドイヤホンに似ているような印象です。そちらも1MOREが開発しているわけですが、国内で数千円程度で買えるイヤホンと、イヤホン部は同じくらいということでしょうか。ノイズキャンセリング機能も付いているだけに高くなるのも仕方ないのでしょう。

    DAC内蔵なわけですが、ハイレゾに対応しているのかがよくわかりません。1MOREは音質重視メーカーなだけに気になります。

    TEAC_505-series
    ドイツで開かれているIFA2017において、テイアックはコンパクトなPCオーディオ対応単品コンポの新シリーズ・「Reference505」シリーズを参考出展しました。日本では秋頃の正式発表、年内の発売を目指すとしています。

    シリーズは3機種。「NT-505」はネットワークオーディオプレーヤー、「UD-505」はUSB-DAC搭載ヘッドホンアンプと。そして、外部クロックジェネレーター「CG-10M」です。

    NT-505とUD-505は、ともにDACにAKMの最上位DAC「AK4497」を2基ずつ搭載するなど共通部分が多いです。デュアルモノラルコンストラクションなどの基本構成はこれまでの503シリーズを踏襲しているのも特徴。ただ、503シリーズよりも音質が飛躍的に向上したと謳っているのは期待できます。対応音声フォーマットはDSDが22.5MHz、PCMが768kHz/32bitまで。

    NT-505とUD-505は、どちらもBluetoothに対応。aptX HDやLDACといった高音質コーデックにも対応しています。

    UD-505のヘッドホン端子は、4.4mmのバランス端子×1と、6.3mm端子×2という構成で話題のバランス接続にも対応する一方、NT-503は3.5mmステレオミニ端子×1のみ。

    NT-505はネットワークソリューションも一新。これによりOpenHome対応となったほか、Spotify ConnectやRoon Ready対応、MQA対応、TIDALやQobuzへの対応などが可能となったとしています。

    価格はいずれも10万円台に収まって欲しいところですが、どうでしょうか。

    NT-505にもバランスヘッドホン端子がついていて欲しいですが、そうもいかないのでしょうね。



    WF-1000X (20)
    9月1日から恒例のIFA2017が始まりますが、そこで確実に発表される見込みのソニー製ポータブルオーディオ機器が多数あります。

    WF-1000Xもその一つ。すでにこれまでにもオーディオイベントなどでその存在はアピールしていた、ソニー初の完全ワイヤレスイヤホンです。詳細はほとんどわからないままでしたが、つい最近、FCCサイトでソニーによる申請 書類が公開されるとともに、謎の?国内サイトでのリークもありました。

    http://www.nokishita-camera.com/p/blog-page_8.html

    価格は200ドル程度、ノイズキャンセリング機能付き、バッテリーは6時間持続、10分の充電で1時間使用可能なクイック充電対応、EXTRA BASS搭載、 有線接続としても使えるというのがおおまかな特徴です。

    高性能を詰め込んだためか、やや筐体が大きいように見えるのが気になります。また、完全ワイヤレスイヤホンの再生時間を伸ばす手法としてよく用いられる、充電機能付きのバッテリー入りケースも大きいのではないか、と言われています。

    ソニーはどうしても他社よりも高音質に振った設計も求められるだけに仕方がない気がしますが、小型、軽量と言えばソニーというのも求められるだけに、思ったより?小さくないのは残念です?

    IFA2017での正式発表を待ちましょう。

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