上海問屋は、カセットテープの音源をPCを使わずにMP3変換可能なカセットプレーヤー「DN-12808」を発売しました。直販サイトでの価格は2,999円(税込)。

記録メディアは最大32GBまでのmicroSD/microSDHCカードに対応。フォーマットはFAT/FAT32/exFAT。最大32GBまでのmicroSD/microSDHCカードに対応。MP3変換の際のビットレートは128kbpsで、変更はできません。

また、カセットテープの再生だけでなく、MP3音源を聴くポータブルオーディオプレーヤーとしても使用できます。

電源はUSB給電のほか、単三電池(2本)にも対応。連続再生時間は単三電池使用時で約2時間。

外形寸法は113W84H32Dmm、質量は約186g(本体のみ)。付属品として給電用USBケーブルとイヤホン、日本語マニュアルを同梱。

カセットテープの音源をPCを使わずにmicroSDカードにMP3変換して残したい、というニーズは結構ありそうですから、魅力的な製品でしょう。しかもこの価格。思い出のカセットテープをカンタン半永久保存、というキャッチフレーズに心動く人もいるでしょう。

ただ、よりマニアック的になると、MP3変換の際のビットレートは128kbps固定が物足りないとか、ドルビーノイズリダクションがないとか、色々と出てきます。再生時間が短いのも気になります。

まあ、そんなことを気にするようなユーザーは想定していないのでしょうが。

個人的にもエアチェック音源など、カセットテープは大量にあって、これから一体どうしたものかと思っています…。しかし、次から次へと新しいソースが増えて、聴き直す暇もありません。ましてデジタル化のめどは全く立っていません…。みなさんはどうしていますか?