CelsusSound_SP-ONE
フューレンコーディネートは、同社が取り扱うCelsus Sound(セルサス・サウンド)ブランドから、ブックシェルフ型スピーカー「SP-ONE」を11月7日(月)より発売します。価格はパッシブモデルの「SP-ONE/P」が60,000円(ペア・税抜)、アクティブモデルの「SP-ONE/A」が80,000円(ペア・税抜)。

基本的に同じスピーカーに対してアンプを内蔵させるかどうかの違いです。

筐体はプレミアム品質を誇るという天然仕上げの高密度竹材によるもので、二重空洞キャビネット設計としています。ウーファーは超微細な炭素繊維で織られた3.5インチカーボンファイバークロスコーンを振動板。波反射構造とカスタム設計磁石を採用。トゥイーターはフラットな周波数特性を達成するためにクロスオーバー周波数を下げる設計とし、高域広拡散のためソフトドーム、ホーンロード型を搭載しています。

アクティブスピーカーモデルはパワーアンプとBluetooth機能を搭載。背面にRCAアンバランス入力とボリュームを装備します。

共通のスペックとして、再生周波数帯域は50Hz~22kHz、インピーダンスは6Ω。能率は88dB。サイズは130W×195H×180Dmm。質量は「SP-ONE/P」が2kg、「SP-ONE/A」が2.3kg。

小型のブックシェルフ機の新星の登場です。どちらかと言えばアクティブモデルの「SP-ONE/A」に注目したいですね。2万円でBluetooth機能を搭載したアンプを内蔵しているとすればお得ですし、音質的にベストマッチかつハイパフォーマンスを実現できるのも魅力です。別売りですと2万円のアンプで高音質を得るのは難しいでしょうから。

Bluetooth機能まで内蔵するのでしたらUSB-DAC機能もつけてくれればなお良かったですね。アクティブタイプはアナログ入力もRCAですし、DTMやモニター用というより、一般向けのリスニング用でしょう。

パッシブモデルの「SP-ONE/P」はこのコンパクトさにして、有名メーカーでないにしては自信のある値付けと言えそう。スピーカーとしてどれほどの基本性能を持つのかも注目です。大きさにしては高めな能率もいいですね。