DENON_HEOS1
デノン(DENON)は、ワイヤレスオーディオシステム「HEOS(ヒオス) by Denon」を国内発表し、4製品を3月15日に発売します。

ネットワークスピーカー「HEOS 3」と、ポータブルスピーカーの「HEOS 1」、「HEOS 1」専用バッテリーパック「HEOS 1 GO PACK」、ワイヤレスプリアンプ「HEOS LINK」で、いずれもオープン価格。

実売予想価格は、「HEOS 3」が33,000円前後、「HEOS 1」が25,000円前後、「HEOS 1 GO PACK」が1万円前後、「HEOS LINK」が37,000円前後。

オーディオ再生機能を持つバッテリーパック以外の3機種のネットワークなどの再生機能、性能は同じ。

無線LAN、有線LANのどちらにも対応し、ストリーミング音楽配信サービス、インターネットラジオも受信・再生可能。対応音楽配信/インターネットラジオサービスは、AWA、Spotify、SoundCloud、TuneIn。

さらに、USBメモリーやLAN内のNASなどに保存したハイレゾ音楽ファイルの再生も可能。Bluetooth受信やアナログ入力も備えます。セットアップと操作はiOS/Android/Kindle Fire対応の「HEOSアプリ」で行なえます。

対応オーディオファイル形式は、AAC/MP3が320kbpsまで、WMAは192kbpsまで、FLAC/WAV/Apple Losslessは192kHz/24bitまでサポート。DSDも5.6MHzまで対応。

HEOS対応機器を複数台、連携して利用する事も可能で、同じ楽曲を再生したり、全スピーカー個別の楽曲を再生させる事も可能。最大36台までのHEOS対応製品が同時に連携できます。

ここではHEOS 1をご紹介。3機種の中では最も手軽な価格と内容と言えます。とはいえ、最近多い一体型Bluetoothスピーカーとしてはかなり高度な内容と言えるのではないでしょうか。

ユニットはミッドウーファー、ドーム型ツイーターの2ウェイで、2chのD級アンプを搭載。2台使ってのステレオ再生にも対応します。入力は無線/有線LAN、USB、Bluetooth。アナログはないようです。

専用バッテリーパックを追加することにより、ポータブルBluetoothスピーカーとしても使えます。約6時間の音楽再生ができます。外形寸法と重量は、本体のみで129×128×189mm(幅×奥行き×高さ)、GoPak取り付け時の外寸は129×134×214mm(同)で、1.7kg。

デノンでは本機をポータブルネットワークスピーカーと呼んでいますが、これではライトユーザー層にアピールできないのではないでしょうか?高級で高音質なBluetoothスピーカーとして打ち出すべきではないでしょうか?