2015年12月

    (株)ドスパラは、microUSB接続が可能なDAC内蔵ヘッドホンアンプ「DN-13555」を12月25日発売開始しました。価格は7,499円(税込)。

    最大96kHz/24bitまでのPCM入力に対応したDACを内蔵するヘッドホンアンプ。音声入力端子にmicroUSBと3.5mmステレオミニを備え、出力端子には3.5mmステレオミニを装備。本体サイズ60×40×10mmとコンパクトで持ち運びも容易となっているのも特徴。

    USBバスパワー駆動に対応しているため、Android系スマートフォンやPCと接続するだけで使用することが可能となっています。搭載ICは「VIA VT1630A」。

    出力は30mW(16Ω)、再生周波数帯域は5Hz~45kHzで、S/N比は100dB。本体質量は36g。

    マニア的に細かいことを言うときりがありませんが、さすが上海問屋で、この価格でこの内容は一般的にはひとまず十分でしょう。

    約88cmのUSB-microUSBケーブルや、2種類の長さのmicroUSBケーブル(約16cm/約80cm)が付属する。英語マニュアルも付属。初心者や女性にどこまで優しいかは少し微妙ですが、とにかくハイレゾ対応の安価な機器を探している人には十分でしょう。

    ナスペックは、Cambridge Audioのネットワークプレーヤー「CXN」を11月25日に発売。オープン価格で、15万円前後での販売が予想。カラーはシルバーとブラックの2色。

    USB-DAC機能も備えたネットワークプレーヤー。NASなどのUPnPデバイスのネットワークストリーミング再生が可能です。

    最大2.8MHz DSDおよび192kHz/24bit PCM(WAV/FLAC/ALAC/AIFF)に対応。DACにはWolfsonの「WM8740」を2基搭載し、差動モードで駆動するため、ジッターノイズを低減することが可能だとしています。また、独自の高音質アップサンプリングシステム「ATF2 upsampling」を備え、MP3などをアップサンプリング可能。アナグラム・テクノロジーズと共同開発された独自の高音質アップサンプリング・システムで、全てのデジタル入力信号を384kHz/24bitにアップサンプリング再生します。

    入力端子には光デジタル/同軸デジタル端子を各1系統。USB tyepA端子を2系統、USB tyepB端子を1系統搭載している。USB tyepA端子はフロントと背面に1系統ずつ用意。USBメモリの再生や、別売のBluetoothレシーバー「BT100」を接続して、ワイヤレス再生(aptX対応)も行えます。AirPlayやインターネットラジオにも対応。出力端子には、光デジタル/同軸デジタル端子を各1系統、アナログ音声はRCA1系統、XLR1系統。

    プリアンプとしても使用可能。ボリュームコントロールはデジタルで行われますが、Blackfin DSPによりボリュームを絞った際もデータのビット落ちを防ぎ、音質をキープするとしています。

    筐体は高剛性メタルシャーシ。フロントパネルには日本語表示対応のカラーディスプレイ装備。メニューの日本語表示にも対応し、操作も簡単。CXA60/CXA80、CXCの操作も可能なリモコンが付属。外形寸法は430W×85H×305Dmm、質量は4.0kg。

    操作アプリはこれまでの「Cambridge Connect」(iOS/Android)を用意。アルバムのジャケット表示やプレイリスト機能のほか、プリアンプモード時にはボリュームコントロールを行うこともできます。

    Cambridge Audioはコストパフォーマンスとデジタル技術の高さのふたつの魅力を持っているメーカー。本機も日本メーカーを超えるほどのコストパフォーマンスを感じさせます。

    アップコンバート機能とプリアンプ機能を生かしたい人にとくに向いているようです。日本メーカーと違ってヘッドホン端子がないのが方向性の違いと言えそうです。薄型軽量スタイリッシュを評価する人にも良さそうです。

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