ビックカメラは、ビックカメラオリジナルのハイレゾ対応ヘッドホン/イヤホンとして、SATOLEXによる3モデルを12月16日に発売します。価格はヘッドホンの「DH307-A1BK 美音」(ふみね)が9,980円、イヤホンの「DH0299-A1B 琴音」(ことね)、 「DH0299-A1R 天音」(あまね)が各4,980円。
ここではイヤホンのほうをご紹介。琴音と天音はカラーが異なるだけで、基本的に同一内容です。
筐体にはアルミニウムを採用。振動を抑え、クリアな音質と高品位な質感をもたらしています。ドライバーは9mm径のダイナミック型。再生周波数特性は20Hz~45kHzとワイドレンジで、40kHzというハイレゾ対応要件を軽くクリアしています。
感度は104dB/mW。ケーブルは1.2m。ケーブルやプラグを含む重量は11g。
ヘッドホンも含めて、SATOLEXが自社部品採用・自社設計・自社工場生産した国内生産モデルであることも売り。
最近のイヤホンに多い、マイク付きリモコンは装備しないなど、音質重視設計が十分うかがえます。いまひとつビックカメラオリジナル製品(型番)として売り出す意図はわかりませんが、5000円以下のハイレゾ対応イヤホンとしてなかなか魅力的なのは確かです。
既存のDH299-A1Si Hi-Res Earphoneとは価格が結構違いますが、どのように内容が違うのでしょうか?スペックも同じです。内容もあまり変わらない、あるいはほとんど同一、ということであればかなりのお買い得モデルだと思います。
DH299-A1Si Hi-Res Earphoneはあまり遮音性は高くないようなので、デザインと機構が同じなら本機も同じでしょう。そのあたりはイヤーピースの交換も視野に入れるなど注意が必要かもしれませんね。
国内生産モデルということを重視して購入するユーザーもいそうですから、大手メーカーとの競争力も結構ありそうです。