2017年03月

    DENON_HEOS1
    デノン(DENON)は、ワイヤレスオーディオシステム「HEOS(ヒオス) by Denon」を国内発表し、4製品を3月15日に発売します。

    ネットワークスピーカー「HEOS 3」と、ポータブルスピーカーの「HEOS 1」、「HEOS 1」専用バッテリーパック「HEOS 1 GO PACK」、ワイヤレスプリアンプ「HEOS LINK」で、いずれもオープン価格。

    実売予想価格は、「HEOS 3」が33,000円前後、「HEOS 1」が25,000円前後、「HEOS 1 GO PACK」が1万円前後、「HEOS LINK」が37,000円前後。

    オーディオ再生機能を持つバッテリーパック以外の3機種のネットワークなどの再生機能、性能は同じ。

    無線LAN、有線LANのどちらにも対応し、ストリーミング音楽配信サービス、インターネットラジオも受信・再生可能。対応音楽配信/インターネットラジオサービスは、AWA、Spotify、SoundCloud、TuneIn。

    さらに、USBメモリーやLAN内のNASなどに保存したハイレゾ音楽ファイルの再生も可能。Bluetooth受信やアナログ入力も備えます。セットアップと操作はiOS/Android/Kindle Fire対応の「HEOSアプリ」で行なえます。

    対応オーディオファイル形式は、AAC/MP3が320kbpsまで、WMAは192kbpsまで、FLAC/WAV/Apple Losslessは192kHz/24bitまでサポート。DSDも5.6MHzまで対応。

    HEOS対応機器を複数台、連携して利用する事も可能で、同じ楽曲を再生したり、全スピーカー個別の楽曲を再生させる事も可能。最大36台までのHEOS対応製品が同時に連携できます。

    ここではHEOS 1をご紹介。3機種の中では最も手軽な価格と内容と言えます。とはいえ、最近多い一体型Bluetoothスピーカーとしてはかなり高度な内容と言えるのではないでしょうか。

    ユニットはミッドウーファー、ドーム型ツイーターの2ウェイで、2chのD級アンプを搭載。2台使ってのステレオ再生にも対応します。入力は無線/有線LAN、USB、Bluetooth。アナログはないようです。

    専用バッテリーパックを追加することにより、ポータブルBluetoothスピーカーとしても使えます。約6時間の音楽再生ができます。外形寸法と重量は、本体のみで129×128×189mm(幅×奥行き×高さ)、GoPak取り付け時の外寸は129×134×214mm(同)で、1.7kg。

    デノンでは本機をポータブルネットワークスピーカーと呼んでいますが、これではライトユーザー層にアピールできないのではないでしょうか?高級で高音質なBluetoothスピーカーとして打ち出すべきではないでしょうか?



    ONKYO_DP-S1
    オンキヨーは、ハイレゾ対応DAPの新製品・「rubato(ルバート)」DP-S1を3月中旬に発売すると発表しました。オープン価格で実売45000円程度の予想とのことです。

    DSDネイティブ再生と、2.5mmバランスイヤホン端子を備えながら、94W×63H×15Dmm、重さ130gのコンパクトボディであることが特徴です。また、同社上位機のDP-X1Aよりも安価なことも魅力。

    本体シャーシは豪勢にアルミニウム削り出し製シャーシ。高剛性かつ高品位です。フルカラーディスプレイは2.4インチ(320×240ドット)で、タッチ操作に対応。内蔵バッテリーは1,630mAh/3.8Vで、再生時間はFLAC24/96で約15時間内蔵ストレージは16GB。2基のmicroSDカードスロットにより、全体で416GBまで拡張できます。

    再生対応コーデックはDSD(DSF・DSD-IFF)/FLAC/ALAC/WAV/AIFF/MP3/AAC、加えてMQAはアップデートで対応されるとしています。DSDは5.6MHzまでのネイティブ再生のほか、最高192kHz/32bitのFLAC/WAVなどが再生可能。この価格帯としては十二分と言えるスペックです。

    無線LANやBluetoothも搭載。各種ストリーミング再生にも対応。Bluetoothの音声コーデックはSBCのみ。iOS/Android向けに用意された専用コントロールアプリに対応し、スマートフォンから本機の基本操作が行えます。

    DAC部にはESS Technology社製のDACチップ「ES9018C2M」を、アンプ部には同じくESSの「9601K」を、それぞれ片chあたり1基、計2基ずつ搭載。フルバランス回路構成とすることにより、セパレーション、S/Nのよいクリアで広がりのある音を実現したとしています。さらにオーディオクロックは44.1kHz/48kHzの2系統を装備。ジッター低減にも配慮しています。

    2.5mm 4極端子によるイヤホン、ヘッドホンのバランス駆動にも対応。通常のバランス駆動方式に加え、独自のActive Control GND(ACG)駆動方式も採用。BTLバランスモード/Active Control GNDモード/ラインアウトモードから選択できます。ラインアウトは3.5mmステレオミニヘッドホン出力兼用。

    ボリュームは本体側面のノブによって、61ステップで調整可能。

    ゲイン設定はLow/Normal/Highの3つを用意。対応インピーダンスはアンバランス:16Ω~300Ω、バランス:32Ω~600Ω。これにより、幅広いイヤホン、ヘッドホンに対応できます。

    16bit-24bitの音源を32bitまで量子化軸で拡張し、アナログ信号に近い滑らかさで再生可能という「Hi-Bit」モードも搭載。そのほか、アップサンプリングによってMP3などの圧縮音源もサンプリングレートを192/176.4/96/88.2kHzに変換して再生できます。

    7ステップの調整で、ジッターノイズの低減を図れるロックレンジアジャスト機能や、SHARP/SLOW/SHORTの3モードから選べるデジタルフィルターも装備。6個のプリセットイコライザーも用意され。10バンドのマニュアルイコライザーも使用可能です。

    なお、パイオニアブランドの「private(プライベート)」XDP-30Rというモデルも同じく3月中旬に発売。実売予想価格は4万円前後。ESS製DACや2.5mmバランス出力など共通部分も多い一方で、音質面のチューニングやユーザーインターフェイスなどに違いがあるとしています。

    全体に価格からすると充実の内容に思えます。そりゃあ、いろいろほじくろうと思えばいくらでもできますが、頑張っているということで良いでしょう。

    よくある文句としては?やはり、Bluetoothのコーデック。SBCのみ。これはLDACまで搭載するソニーとは対照的。ソニーまでいかなくとも、今時安いDAPでもBluetooth対応する以上はaptXには対応しているのが多いので、不満というか、困惑している人は多いようです。ここをけちるとそんなに安くできるのでしょうか?デザインがAK70みたいで主張に乏しいというのもあります。ここは音に関係なければ優しく見てあげましょう。

    オンキヨーの方の記事で何ですが内容的にほとんど同じで、音質も価格差ほど違わないならパイオニアのほうがお得なように思えます。実際にどのように音で差別化しているのかは重大ですね。

    オンキヨーブランドながらパイオニアの技術、それも単品コンポで培ってきたHi-bit/Hiサンプリング化技術が乗っているのもお得な印象。

    rubato(ルバート)はもちろん、音楽用語から取っています。自由なテンポで、という意味であるとオンキヨーも謳っています。実際の音楽でrubatoと言うと、ショパンのピアノ曲が思い起こされます。だからと言って本機にショパンの、ルバートの効いた(ルービンシュタインの影響からなのか、20世紀後半以降のショパン演奏においては、あまりルバートを強調しないのが普通です)演奏が合うというわけでもないでしょうけど。

    ルバートの効いたショパンというと、コルトーですか…。それではハイレゾの意味がありませんね…。

    GENELEC_8020DPM
    GENELECの定番アクティブスピーカー「8020」と「8030」がマイナーチェンジ。オタリテックが4月頃に発売予定としています。1台の価格は、「8020DPM」(ダークグレー)が67,000円、「8020DWM(ホワイト)が72,000円、「8030CPM」(ダークグレー)が95,000円、「8030CWM」(ホワイト)が10万円。

    1台にクラスDアンプを2基内蔵したバイアンプ構成の2ウェイ小型アクティブモニタースピーカー。

    いずれも従来の8020C/8030Bから出力を50W(高域)+50W(中低域)に向上させ(従来は40W+40W)、最大音圧も4dBアップ。消費電力を抑えつつ電源回路の効率も向上させたとしています。

    変更点として、ニアフィールド特性を改善させるDESKTOPスイッチが追加。また、背面の電源スイッチがプッシュボタンになり、従来の8030Cでは前面にあった電源スイッチが背面に移りました。そのほか、前面のボリュームノブをなくして背面に±6dBの微調トリムが加えられました。

    サイズは8030Cは189×178×285mm(幅×奥行き×高さ)、8020Dは151×142×226mm(同)。前代と全く同じです。そのため、従来の取り付け関係のオプション品はそのまま使えます。

    全モデルはこれにより販売終了となります。

    前モデルでも十分だった人にとっては、実売価格が高くなる分残念かも。間違いなく品位はアップしているようなので、サイズ的にこれらを欲している人にとっては歓迎できるモデルチェンジでしょう。

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