2018年04月

    本国では約30ドルという驚きの安さで発売され始めたおなじみKZのイヤホン新機種・ZS10。

    この価格で1DD+4BAのハイブリッド5ドライバー構成という驚愕のハイコスパ機です。

    今日現在、本国購入組はわずかしか届いていない状況ですが、いつの間にか、国内アマゾンでも6千円台後半で発売されていて、しかも昨日あたりから届き始めています。

    そのため、ツイッター上に、アマゾン購入組も含めて音質や使い勝手などの感想が上がり始めています。

    おおむね音質には満足している人が多数のようで、国内価格でも納得というか、相変わらずのハイコスパということでよいようです。

    これまでとがらっとデザインを変えてきて、透明シェルの樹脂ボディ。このあたりは好みが分かれるというか、賛否あるようですが、音が良ければあまり気にしないということでよさそうです。

    国内アマゾンのNICEHCK店版によるKZ ZS10の仕様
    1.製品名:KZ ZS10 1DD+4BAハイブリット 2pin リケーブル カナル型イヤホン
    2. ブランド:KZ
    3. モデル:ZS10
    4. イヤホン種類:カナル型イヤホン
    5. インピーダンス:32Ω
    6. 感度:104dB / mW
    7. 再生周波数帯域:7-40000Hz
    8. .プラグ:3.5mm L型プラグ
    9. コネクタ:2pin
    10. ケーブル長:1.2m±5cm
    11. 色:青色/黒色/赤色 オプション選べます
    12. リモコンマイク:マイク無し/マイク付き オプション選べます
    【KZ ZS10 アマゾン購入者の感想も含め概ね好評】の続きを読む


    耳を塞がずに音楽を“ながら聴き”できる画期的なイヤホン、ambie(アンビー)の「sound earcuffs」にBluetooth版が登場しました。

    モデル名「wireless earcuffs(AM-BT01)」で4月5日に発売。価格は12,000円(税抜)。

    イヤカフのように装着することで、耳を塞ぐことなく周囲の音や声を聞き取りながら音楽が聴けるイヤホン。骨伝導ヘッドホンでも同じようなことができますが、ambieのは違います。

    ドライバーからの音を、長い音導管で耳穴の近くまで届けながら、カナル型のように耳穴を塞がない方式。このため、骨伝導のような締め付け感や違和感がありません。

    ambieはソニーが関係しているベンチャーで、ソニーの高感度ドライバーユニットを使用しています。有線モデルも好評で、今回も同じドライバーを使用しています。装着法はネックバンド式に変更。

    Bluetoothは音楽と通話に対応。コーデックはSBCのみ。ネックバンド部にマイクを備えています。通話の音質を高めた「HD Voice」に対応。ネックバンドにボリュームや再生/一時停止のボタンも装備。NFCにも対応し、対応機器とワンタッチでペアリング可能。Googleアプリや、iOSのSiriも起動可能。内蔵バッテリで連続6時間の音楽再生ができます。

    有線モデルではイヤーピース部を取り外し可能としていましたが、取れやすい、無くしやすいという声が寄せられたことから、本モデルでは接着して取れにくくしたのも大きな違いです。

    新しいイヤホンのスタイルとして、他のメーカーにも広がっていくのでしょうか?音漏れはあるようなので、これまでのカナル型のようにはいかないでしょうが、周りの音を聞きながら、しかも楽に音楽は聴けるというのは大きいでしょう。発売に関しては肯定的な意見を中心に多くの感想がネット上に上がっています。

    ソニー系なだけにLDACコーデックに対応する上位機の登場もあるでしょうか?
    【ambie wireless earcuffs 発売への感想も紹介】の続きを読む

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    須山歯研は、FitEarブランドのカスタムイヤホン新製品「FitEar ROOM」を4月2日に発売。価格は49,800円。

    3Dプリンターを活用、また須山補聴器から直接販売する事でカスタムIEMとしてはかなり価格を抑えているのが大きな特徴です。

    須山歯研は2014年には3Dプリンターを導入し、シェルメイキングや、シェル設計時にユニット組み込み用のキャビティまでをモデリングすることなどで作業を効率化し、他社よりもコストに優れる製品作りを行ってきました。

    「FitEar ROOM」はでは、組み込み設計のさらなる洗練と、使用ユニットの厳選、須山補聴器での直接販売を行なう事で、一層の思い切った低価格化を実現できたとのこと。

    ユニット構成は非公開。これまでのエントリークラス機「FitEar Custom」と同様に、遮音性と装用感を両立したというミドルレッグシェルを採用。個人の耳の形状に左右されにくい内部ユニットレイアウトで、「どなたにも均質なサウンドバランスを提供」するとしています。カスタムIEMを初めて使う方も違和感のない快適なフィット感が得られるというのも特徴。

    入力端子は3.5mmのステレオミニ。シェルのカラーはホワイト。フェイスプレートはシボ加工仕上げの6色展開で、オレンジ、レッド、ブルー、イエロー、ホワイト、ブラックから選択可能。

    もともとは高額でもいいというユーザーのためのカスタムIEMに低価格化とは、明らかにユーザー層が広がっている証拠でしょう。

    カスタムIEMにも進出していたオンキヨーが、ポータブルオーディオ全般の不調で大幅赤字、海外メーカーのOPPOがオーディオ・ビジュアル機器の新規開発の停止を発表など、オーディオ界を取り巻く状況は厳しいようですが、イヤホン業界はどうなるでしょうか?

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