ロックバンド「BUCK-TICK」の1987年メジャーデビューアルバム「SEXUAL×××××!」から、直近作品「或いはアナーキー」まで、計12タイトルのハイレゾ配信が6月26日に開始されました。e-onkyo music、mora、VICTOR STUDIO HD-Music.の各サイトで配信。

さらに、1997年~2010年に発売されたユニバーサルミュージック、アリオラジャパン時代のアルバム計8タイトルも、7月29日よりハイレゾ配信が決定。これにより、2月に配信開始された「惡の華」に続き、BUCK-TICKの全アルバムがハイレゾ配信作品となります。今回のキャンペーンで配信される楽曲数はのべ246曲となり、同時期にハイレゾ配信されるのべ曲数としては国内アーティスト最多だということです。

メジャーデビュー以来、これまでに在籍したビクターエンタテインメント、ユニバーサルミュージック、アリオラジャパン、徳間ジャパンコミュニケーションズのレーベル4社の枠を超えた共同キャンペーンとして、「ハイレゾがバクチクする。」をキーワードに展開。

 配信サイトのうち、moraではアルバムのダウンロード購入者全員に、「BUCK-TICKハイレゾキャンペーン記念壁紙」をプレゼント。対象の20作品から1つ以上のアルバムをまとめて購入すると、ダウンロード用のURLが送付される。応募期間は6月26日~8月31日で、詳細はmoraの特集ページで案内しています。

夢見る宇宙、或いはアナーキーといった最近の作は違うようですが、過去のものについては、e-onkyoでの配信を見ると、K2HDとなっているので、デジタルマスターが16/44.1時代のものをK2HD処理したもののようです。

そのあたりも含めて、元録音のハイレゾにもこだわる人はよく考えて購入されたほうが良さそうです。

レーベルの枠を超えてまで行われる今回の配信は、配信元としてはかなり力が入っていることは感じられます。