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BTM2460はフィリップスが2016年に発売した一体型CDミニコンポ。

奥行きがわずか107mmの薄型が特徴。

また、実売8000円台の安価ながら、Bluetooth、USBメモリ、アナログと豊富な入力も特徴。マルチデバイスペアリングで、最大 3 台のデバイスをペアリング可能なのも便利。

スピーカーは7cm径のフルレンジが2発のステレオ。ラウドスピーカーボックスシステムと称する機構で、薄型ながら充実の低音を響かせるとしています。ウーファーからの反響と組み合わせて低周波数音全体を拡張させることで、まったく新しい次元の低音を再生、とまるでボーズのように大きく出ている印象です。

アンプ出力は20W。価格と大きさを考慮すると結構大きいですが、デジタルアンプでしょうか?

デジタルサウンドコントロールと称するプリセットイコライザーも搭載。ラジオはFMに対応。

いつの間にか発売されていて、内容を見るとなかなかのハイコスパ機ですが、なぜかオーディオニュースサイトで扱わなったので気が付きませんでした。価格コムのニュースにも出ないからなおさら気が付きません。

とにかく価格からするとお得な印象。Bluetooth対応一体型アクティブスピーカーとして使えますが、どうもCDも付いているせいで、ミニコンポに分類されてしまい、「Bluetoothスピーカー」として露出されないので、気が付かれない状況に見えます。

フィリップスはCDのオリジネーターなだけに、どんな形でもいいからCDプレーヤーを作っていることはうれしいですね。もちろん、本格的なオーディオ機器を作ってくれればいいのですが。

いずれにしろ、本機はフィリップスの世界的なスケールメリットを生かしたお買い得品なのは確かでしょう。