finalブランドの新製品カナル型イヤホン「E4000」と「E5000」。5月10日に発売されました。オープン価格で、予想実売価格は「E5000」が29,800円前後(税込)、「E4000」が15,800円前後です。

実売5千円程度ながら高音質でハイコスパイヤホンの定番機となった「E2000」「E3000」の上位機として開発。

ドライバーは共に6.4mmダイナミック型を搭載。筐体は金属削りだしで、E4000がアルミニウムブラックアルマイト仕上げ、E5000がステンレス鏡面仕上げ。インピーダンス/感度がE4000は15Ω/97dB、E5000は14Ω/93dB。

両機種ともアコースティックチャンバーの搭載により低域をチューニング。また、「E2000」「E3000」とは異なり共にMMCXコネクターを採用し、リケーブルにも対応しています。付属ケーブルはE4000がオリジナル高純度OFCで、E5000ではオリジナル高純度OFCにシルバーコーティングを施したものとこれも高品位化。イヤーピースのスウィングフィット機構はE2000/E3000と共通。

当初、「E2000」「E3000」とユニットは同じでガワとケーブルを変えただけの消極的な上位機のような受け止められ方もされたようですが、試聴、さらには発売を経てのユーザーの皆さんの感想を見ると。とくにE5000については価格なりのパフォーマンスは持っているようです。

音の豊かさ、情報量、解像感、空間の広さなどかなり違うようで、当たり前かもしれませんが、一安心。それにユニットも実は違うようですし。

一方で、聴く音楽にもよるのでしょうが、とくにE3000のコストパフォーマンスの高さに改めて驚くことにもなるようです。

一概にどちらがお得とは簡単に言えず、やはり聴く音楽ジャンルだけでなく、イヤホンに対する個人の価値観が大きく影響するとしか言えないでしょう。クラシックならE5000が良いように思えますが…。

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