ELAC_Debut_B4
ユキムは、独ELACのスピーカー・Debut B4を6月21日より発売します。価格は43,000円(ペア)。

ELACで最もリーズナブルなスピーカーシリーズ、「Debut Line(デビュー・ライン)」シリーズの新製品として登場。

2ウェイバスレフのブックシェルフ型スピーカー。これまでシリーズ最小だった「B5」からさらに小型化したコンパクトさが特徴です。本体サイズは178W×292H×216Dmmで、質量は4.2kg(1台)。仕上げはブラックビニール・ブラッシュド。

25mmクロスドームトゥイーターと100mmウォーヴン・アラミドファイバー・コーンウーファーを1基ずつ搭載。ウーファーの強度と軽さを高めるアラミドファイバー素材や、トゥイーターに新デザインのウェーブガイドを採用しています。リアバスレフ型。

能率は84.5dB/2.83V/1mで、インピーダンスは6Ω。周波数特性は48Hz~20kHzで、クロスオーバー周波数は2,500Hz。

TADやKEFのスピーカーを手がけてきた著名なエンジニア、アンドリュー・ジョーンズ氏がELACで開発したのがDebut Line。本機のユニットも氏の設計です。シリーズの各機種はすでに各所で高い評価を得ています。ELACというとJETツイーター。JETツイーターを採用しないエントリー機はたいしたことない、みたいな論調を一気に吹き飛ばしました。

Debut Lineは、ブックシェルフの「B5」と「B6」、トールボーイの「F5」、センター用「C5」と、Dolby Atmosイネーブルドスピーカー「A4」、サブウーファー「S10」、「S10EQ」があります。

本機も、ペア4万円台という価格帯を実現することで、多くのユーザーへの普及を目指しているとのことで、設置しやすい大きさもあり、大いに期待できそうです。ただ、販路が、販売は特約店のみで行うというのはひっかかります。簡単にアマゾンや楽天でも買えるとより普及すると思うのですが。

ただ、試聴もしないで、買って、その結果、思っていたのと音質が違っていたなどと文句をネット上で書かれることを警戒しているのかもしれません。むしろ本気で普及を願っているからこその販路限定なのでしょう。どうしてもオーディオをある程度わかっている愛好家のサブ機的になりそうな印象ですが…。