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クリエイティブメディアは、ゲームオーディオブランド「Sound BlasterX」の新製品として、2.1chゲーミングスピーカーシリーズ「Sound BlasterX Kratos」(クラトス)2モデルを12月上旬より順次発売します。

直販価格は、USB接続/ハイレゾ対応の上位モデル「S5」が14,800円でアナログ接続の「S3」は8,900円。いずれもステレオスピーカーとサブウーファーで構成するいわゆる2.1ch構成のアクティブスピーカーシステム。

ここではS5に注目します。

サテライトスピーカーに4インチユニット、サブウーファーに6.5インチユニットを備え、アンプ出力は最大120Wとまずまずの基本内容。

USB端子を備え、Windows/Macと接続して96kHz/24bitまでのハイレゾ対応USBスピーカーとして利用できるのが特筆点。

ゲーミングスピーカーということですが、フルカラーLEDというのが、それらしい?装備ですが、そこに目を瞑れば?普通のハイレゾ対応アクティブスピーカーとして使えます。1,680万色に輝く「Aurora ReactiveライティングシステムLED」というのだそうですが、よくわかりませんが、すごいんでしょうね。

Windows用ドライバーを入れることでバーチャル7.1chスピーカーとしても利用できるというのもゲーミング向けなのでしょう。

Windows用ソフト「Sound Blaster Connect」を用意し、映画やゲーム、ナイトモードなどのオーディオ設定や、シューティングゲーム「オーバーウォッチ」など特定のゲーム用にチューニングされたオーディオプロファイルをプリセット。イコライザーなどのコントロールもできるというのもやはりゲーム向け。

アナログ音声の入力端子として、RCAと3.5mmミニおも各1系統装備。さらにパソコンとのUSB接続時に使うオーディオコントロールポッド(有線接続)に、3.5mmミニのマイク入力やヘッドセット入力を各1系統備えているので便利に使えます。

 

外形寸法 /重量はサテライトスピーカーが約118×120×198.5mm(幅×奥行き×高さ)/約0.8kgで、サブウーファーが約220×260×306mm(同)/約3.4kg。


実売価格がもう少し安くなれば、ハイレゾ対応USB-DAC内蔵アクティブスピーカーとしてなかなか魅力的に思えます。クリエイティブは安価なUSB-DACもなかなかの品質なので、PCオーディオ初心者には本機は結構使える機種の印象です。