Pioneer_SE-MS5T
パイオニアブランドのBluetooth対応ヘッドホン「SE-MS7BT」とそのワイヤードモデル「SE-MS5T」を11月下旬から発売します。オープン価格で実売予想価格は順に14000円程度、7500円程度です。

ここではSE-MS5Tをご紹介します。

特徴は外見で、“レトロモダン”なデザインをベースに印象的なカラバリを用意します。ハウジングにスピンを施したアルミ素材を使用するなど、高級感のある外観に仕上げたとしています。このハウジング部はパイオニアらしい金属感が目立ちます。

幅広のヘッドバンドに発泡ポリウレタンクッションを採用し、クッション性の向上を図っている。さらに、オーバーイヤータイプのイヤーパッドに低反発ウレタンクッションとレザー素材を使用することで、高い装着性と機密性の両立を実現したとしていますが、このヘッドバンドとイヤーパッドがレトロ的な雰囲気を醸し出しています。

内部に、強磁力希土類マグネットを採用した40mm口径のダイナミック型ドライバーを搭載した密閉ダイナミック型ヘッドホン。軽量CCAWボイスコイルを採用し、低域から中高域までの広帯域でハイレゾ対応のクリアな高音質再生を実現したとしています。

再生周波数帯域は9Hz~40kHz、出力音圧レベルは98dB、最大出力は1,000mW、インピーダンスは32Ω。 重量は230g。

ケーブルは片出し式で着脱不可。表面の細かい溝により摩擦を低減するセレーションタイプを採用し、からまりにくいよう配慮。また、ケーブルの途中にはリモコンを備え、スマホでのハンズフリー通話にも対応します。

本体カラーは、レッド、ブラック、シルバー、ブラウンの4色展開。色によって随分と印象が変わり、このなかではレッドがパイオニアっぽく、ブラウンはレトロモダンですが、どこかほかのメーカー製のようにも見えます。

それでもおしゃれなヘッドホンと高音質を両立しながら価格も高すぎないヘッドホンとしてかなりコスパはよい印象です。有名オーディオメーカーのなかでも特に低価格なヘッドホンを得意にするパイオニアの本領が発揮されていると言えそうです。

もちろんハイレゾ対応もアピールポイントです。なにしろパイオニアは実売1200円程度のヘッドホンからハイレゾ対応させているだけに、ここもお手の物です。ハイレゾを聴けるちょっといいヘッドホンとしてもおすすめできそうです。